NT notes

神奈川の朗読劇ユニットTwo Piecesのメンバーが綴る日誌的なもの

■TwoPieces第4版「こえとどけ」2020.11.28~YouTubeで配信開始!
チャンネル登録よろしくお願いしますヾ(゚∀゚)ノ

文月なつ

#ワニズふたり芝居 観劇してきた!

ご無沙汰しております。
文月です。

安全の観点から「こえとどけ」の更新を一時ストップしている中ですが、大宮さんに声を掛けていただき、ワニズふたり芝居 を観劇して参りました。

30分の二人芝居が2本で1セット、計1時間ほどの公演です。
two piecesがお邪魔した5月6日(日)の昼公演は、「突っ込みたい!」「あなたがどんなに捜していても」の2本。
2本ともまったく毛色の違う作品で、それぞれの魅力がありました ^^

ネタバレして良いものかどうか迷ったのですが、文月の場合ネタバレせずに感想を書くという高等技術を持ち合わせていないので普通にネタバレします
めっちゃします。
「ネタバレNGよ!」という方は閲覧にご注意ください~!

 * * *


1本目「突っ込みたい!」
「お笑い」というキーワードを「お笑い」のネタで盛り上げて、「お笑い」のお決まりでオチをつけるマトリョーシカみたいな構成が面白かったです。

最初は喋るのも拒否、ネタを読まされてもおずおずと相手を窺いながらボソボソ気味に棒読みしていた引きこもり君が、自分のネタになった途端驚愕の演技力と第三舞台ばりの勢いを見せつけてくるの草w
演者さんの振り幅すごいな???(訳:他の役を演じている姿も見てみたいです大宮さん情報ヨロ)

そして彼を引っ張り出そうとするなんでも屋が、「お笑いが好き」と聞いた瞬間あからさまにテンション上がってるのがなんか可愛い(笑)
声の高低や大きさにはほとんど変化がないのに、あんなにも感情の変化が分かるのはなんでなんだ…。
不思議すぎる。

ラストがまさに定型の”お約束”を踏んでいるのが「あー!オチがついた!」というかんじにストーンと落ちていて最高でした。
あそこからまた新たな闘いが始まるんだろうな…。フフッw


2本目「あなたがどんなに捜していても」
ペットにまつわるお話。
自分自身に17歳で天寿を全うするまで一緒にいた愛犬たちがいるからか、こちらはボロ泣きでした。

真理子さんのしたことは、罪深い。
彼女は決して悪人ではないけれど、それでも。
ちゃんと知っていたのに。ミャーコが自分よりもずっと孤独だと、棄てられた過去があると、ちゃんと知っていたのに。
飼い主が出掛けようとするたびに「また捨てられるかもしれない」と恐怖に駆られて必死に追いかけてこようとする、そんな時期が、棄てられた経験を持つミャーコならきっとあったはずなのに。
それを飼い主である真理子さんが見ていないはずがないのに。

だから一飼い主として、真理子さんのしたことは絶対に許せない。
彼女がどんなに反省していようと後悔していようと、絶対に許せない。
彼女自身こそが限界まで追い詰められて、必死であったと分かっていても。

だからこそ、あの希望と厳しく深い愛情に溢れたラストがこの上なく温かく、希望に溢れて見えました。
ずっと慈しんでいたと思っていた存在から親の愛にも似た無償の愛を受けて、あの真夜中の公園から、真理子さんはきっと今度こそ立ち上がれるんだと思います。

美弥子役の方の、どこか浮世離れした不可思議な空気感。
そして後半で見せる苦し気な感情と、慈愛に満ちた女神のような雰囲気がとても素敵でした。

それから弱くて、依存心が強くて、でも愛猫を想う気持ちは本物で、ふてぶてしい態度の後ろに後悔と深い傷を隠した真理子を鮮やかに表現していた演者さん、本当に本当に素晴らしかったです!

 * * *

久々の劇場での観劇、とても楽しかったです。
素敵な役者さんたちを発見できて幸せ~♡

今年も1年ありがとうございました。

文月です。

世界が大騒ぎになった2020年も、まもなく終わりますね。
まるで映画のように、恐ろしい速度でもって世界が変わっていった2020年。
劇場に溢れていた音楽が感動が姿を消し、新しい生活の在り方の中で少しずつ息を吹き返そうともがいている最中での年越し。

私達Two Piecesも、”生”の公演を今回だけは諦めざるを得なかったチームのひとつです。

YouTubeという形で、いつもとは違うエンターテイメントを発信することができたのは幸いでしたが、またいづれ、演者の息遣いさえ聞こえるあの小さな空間で、手を伸ばせば触れられる距離で、その日その時にしかない”何か”をお届けできる、生の公演を安全に打つことができる日が来てほしいと切に願っています。

来年が、皆様にとって素晴らしい1年になりますように。
本年も一年間、ありがとうございました。
支えてくださった皆様、気にかけてくださる皆々様に、心より御礼申し上げます。


文月なつ


IMG_0170

…月影先生みたくなってるじゃん私w


(文月)

祝☆Little party 10周年!祝い人してきました♪♪

ご無沙汰しております、文月です。

そしてメリー・クリスマス!!

普段はディズニーランドのパレードルートで最後のフロートがトゥーンタウンの門へと消えるのを見送ってスンッ(・ω・)としたところからクリスマスモードへの切り替えが始まる文月はまだクリスマス気分になりません。(もうイヴ終わるけど)

第4版「こえとどけ」の途中ですが、先日、ご縁ありましてlittle partyさんの10周年記念LIVE配信に参加させていただきました。

実は大宮さんも文月も大繁忙期の真っただ中であちこちズタボロだったのですが、久々のお客様の前でのパフォーマンス(もちろん、感染症対策の厳しい制限を設けたうえで)はとても楽しく、心の電池がフルチャージ!
たくさんのパワーをいただきました。

ご来場いただきましたお客様方、そしてLIVE配信をご視聴いただきました皆様、本当にありがとうございました。

今回はせっかくのお祝いイベント!ということで台本はCafe little party を舞台にした書き下ろし!
頑張りました!!そして好きなものを目一杯詰め込みました!!

配信動画はInstagramのlittleparty.designさんのアカウントからご覧いただけます。
Instagramからの視聴が難しい方は、後日YouTubeのとぅーぴーちゃんねるにupする予定の動画をお楽しみに♡

(文月)

書いて書いてまた書いて

文月です。

前回の仮録音の会以降は、ひたすらに台本のやりとりをしているTwo PIeces。
台本データのやりとり+メッセージでの「ここが気になる」「これはこうしてみたら?」のやりとりで、少しずつ企みを進めております。

大宮さんが先日Twitterでボヤいていましたが、この分野に関しては文月のほうが筆が早い模様。
新しいものを上げるたびに大宮さんからものすごいテンションのスタンプが送られてくるので面白いですw

企みの真相は、もうしばらくは秘密♡
準備が整い次第、ホームページおよびこちらのブログでお報せいたします。
どうぞお楽しみに!

(文月)

遠田おと短編集「にくをはぐ」読了

文月です。

トランスジェンダーの葛藤を的確に描いた作品と評判を聞いていた作品を本屋さんで発見して即買い!!
一気読みしてしまいました…。

以下、おっそろしい勢いでネタバレします!!
「これから読むよー!」という方は閲覧にご注意ください(^▽^)

☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;
「にくをはぐ」とっても簡単なあらすじ

小川千秋は男だ。
猟師の父が仕留めた獲物を捌く姿をライヴ配信するYouTuberとして活動している。
本当は父と一緒に猟師として山に入りたいが、彼の体が女性のそれであるがために千秋は父に”男”と認識してもらえず、山にも入れてもらえない。

そんな折、父は唐突に自分が癌であることを千秋に告げた…。

☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;

本作は、表題作「にくをはぐ」をはじめ、心の奥深くにぐっと迫るものを持つ名作たちが1冊にぎゅっと詰まった超お得な1冊!

文月個人は、「にくをはぐ」とその後日談「にくをはぐ 後日談」そして「恋するダビデ」が特に好きです。
「恋するダビデ」の、”僕が人間だったら”の一言でありえないくらい涙出ました。
なんでそんなに泣いたのかサッパリ説明できないのですが、もう大泣きです。

ほぼほぼコメディなのに、そこで「僕が人間だったら」はずるいぞ!!

なんかよく分からんがずるい!!

そして表題作「にくをはぐ」。
千秋の苦しみ、葛藤。
心と体の不一致という苦しみは当事者にしか分からないものかもしれませんが、ここで描かれているのは「性別」という檻に人を閉じ込めようとする世間の同調圧力そして”子どもの幸せ”を願うあまり、子どもから自由と幸せを奪ってしまう親の姿。

この2つなら、マジョリティであっても心あたりがあるはず。

千秋の父は決して悪人ではありません。
むしろ千秋の幸せを心から願い、そのためなら何でもしようとする愛情深い父親です。

ただ、千秋の幸せを願うあまり自分にとっての「娘の幸せはこれだ」という思い込みを無意識に千秋本人にとって絶対的に良いことだと思ってしまっているだけ。

親なら誰しも子どもに幸せであってほしいでしょう。
不幸にだけはなってほしくない。飢えてほしくない。痛くて辛い人生を歩んでほしくない。

だから自分が敷いた「幸せへの道」を子どもが外れようとすると焦り、激高し、無理やりにでも連れ戻そうとする。
自分が描いている「この子の幸せ」が、本人にとって幸せなものとは限らないとは夢にも思わずに。

千秋の父親も、同じです。

そして千秋もまた、父を愛するがゆえに自分の幸せを押し殺して父の希望に沿おうとします。
それが自分自身をどれほど傷つけ苦しめるか、痛いほどよく分かっているのに。
親に対して「それは違う、自分の幸せはこうなんだ」とハッキリ言える子というのは、特に日本ではそう多くないのかもしれませんね。

本編で千秋がもし、父の希望に沿うことを貫いてしまっていたら、きっと父という「自分を当てはめるための型」を失い、生きることすら難しくなったかもしれません。

「自分らしくある」ことを諦め、父親が自分にどうなってほしいかを最優先する大人びた子どもだった彼が、やっと見せた溌剌とした笑顔。

「自分であること」を赦されて、はじめて彼は子どもになれたのだろうと思います。

そして、この作品を彩る最高の脇役。
それが高藤!!

作中で千秋も言っていますが、彼が本当に本当に本当に、最高にカッコイイ男なんですよ!!

千秋に好意を伝えたら「自分は男だから」とフられたとき、腐るでも負け惜しみを言うでもなく、その言葉の意味を自分なりに調べて彼の理解者となろうとしたところ。

そして自分をフった千秋に友として長年寄り添い、彼のために陰でいろいろと調べたり心から心配したりしているところ。

人間の器、大きすぎません!?!?高藤!!!
どんだけイケメン!!!

千秋に月経がきてしまい、血で汚れたズボンが突きつける事実に千秋の心が折れかけたとき、迷わず自分のズボンを履かせてやったところ。

「千秋が助かったならよかった。俺はどう思われてもいいんだから…それなら良かった」

と自分を差し置いて傷つく千秋を優先したところ。

高藤、どんだけ人の心を大切にできるの!?!?
男前すぎ!!!

高藤と結ばれる人は幸せだなぁ…!


遠田おと短編集「にくをはぐ」、LGBTを的確に扱った作品としても、ヒューマンドラマとしても楽しめる良作でした。
気になった方は是非ご一読を!

(文月)
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