NT notes

神奈川の朗読劇ユニットTwo Piecesのメンバーが綴る日誌的なもの

■TwoPieces第3版準備中、'20.2頃予定

文月なつ

遠田おと短編集「にくをはぐ」読了

文月です。

トランスジェンダーの葛藤を的確に描いた作品と評判を聞いていた作品を本屋さんで発見して即買い!!
一気読みしてしまいました…。

以下、おっそろしい勢いでネタバレします!!
「これから読むよー!」という方は閲覧にご注意ください(^▽^)

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「にくをはぐ」とっても簡単なあらすじ

小川千秋は男だ。
猟師の父が仕留めた獲物を捌く姿をライヴ配信するYouTuberとして活動している。
本当は父と一緒に猟師として山に入りたいが、彼の体が女性のそれであるがために千秋は父に”男”と認識してもらえず、山にも入れてもらえない。

そんな折、父は唐突に自分が癌であることを千秋に告げた…。

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本作は、表題作「にくをはぐ」をはじめ、心の奥深くにぐっと迫るものを持つ名作たちが1冊にぎゅっと詰まった超お得な1冊!

文月個人は、「にくをはぐ」とその後日談「にくをはぐ 後日談」そして「恋するダビデ」が特に好きです。
「恋するダビデ」の、”僕が人間だったら”の一言でありえないくらい涙出ました。
なんでそんなに泣いたのかサッパリ説明できないのですが、もう大泣きです。

ほぼほぼコメディなのに、そこで「僕が人間だったら」はずるいぞ!!

なんかよく分からんがずるい!!

そして表題作「にくをはぐ」。
千秋の苦しみ、葛藤。
心と体の不一致という苦しみは当事者にしか分からないものかもしれませんが、ここで描かれているのは「性別」という檻に人を閉じ込めようとする世間の同調圧力そして”子どもの幸せ”を願うあまり、子どもから自由と幸せを奪ってしまう親の姿。

この2つなら、マジョリティであっても心あたりがあるはず。

千秋の父は決して悪人ではありません。
むしろ千秋の幸せを心から願い、そのためなら何でもしようとする愛情深い父親です。

ただ、千秋の幸せを願うあまり自分にとっての「娘の幸せはこれだ」という思い込みを無意識に千秋本人にとって絶対的に良いことだと思ってしまっているだけ。

親なら誰しも子どもに幸せであってほしいでしょう。
不幸にだけはなってほしくない。飢えてほしくない。痛くて辛い人生を歩んでほしくない。

だから自分が敷いた「幸せへの道」を子どもが外れようとすると焦り、激高し、無理やりにでも連れ戻そうとする。
自分が描いている「この子の幸せ」が、本人にとって幸せなものとは限らないとは夢にも思わずに。

千秋の父親も、同じです。

そして千秋もまた、父を愛するがゆえに自分の幸せを押し殺して父の希望に沿おうとします。
それが自分自身をどれほど傷つけ苦しめるか、痛いほどよく分かっているのに。
親に対して「それは違う、自分の幸せはこうなんだ」とハッキリ言える子というのは、特に日本ではそう多くないのかもしれませんね。

本編で千秋がもし、父の希望に沿うことを貫いてしまっていたら、きっと父という「自分を当てはめるための型」を失い、生きることすら難しくなったかもしれません。

「自分らしくある」ことを諦め、父親が自分にどうなってほしいかを最優先する大人びた子どもだった彼が、やっと見せた溌剌とした笑顔。

「自分であること」を赦されて、はじめて彼は子どもになれたのだろうと思います。

そして、この作品を彩る最高の脇役。
それが高藤!!

作中で千秋も言っていますが、彼が本当に本当に本当に、最高にカッコイイ男なんですよ!!

千秋に好意を伝えたら「自分は男だから」とフられたとき、腐るでも負け惜しみを言うでもなく、その言葉の意味を自分なりに調べて彼の理解者となろうとしたところ。

そして自分をフった千秋に友として長年寄り添い、彼のために陰でいろいろと調べたり心から心配したりしているところ。

人間の器、大きすぎません!?!?高藤!!!
どんだけイケメン!!!

千秋に月経がきてしまい、血で汚れたズボンが突きつける事実に千秋の心が折れかけたとき、迷わず自分のズボンを履かせてやったところ。

「千秋が助かったならよかった。俺はどう思われてもいいんだから…それなら良かった」

と自分を差し置いて傷つく千秋を優先したところ。

高藤、どんだけ人の心を大切にできるの!?!?
男前すぎ!!!

高藤と結ばれる人は幸せだなぁ…!


遠田おと短編集「にくをはぐ」、LGBTを的確に扱った作品としても、ヒューマンドラマとしても楽しめる良作でした。
気になった方は是非ご一読を!

(文月)

#ハリー・ポッター と死の秘宝 2回目の読了!

文月です。
1巻「賢者の石」から書いてきたハリー・ポッターシリーズの読書感想文もこれが最後!
最終巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」です。

超大型のネタバレを積極的にしていくスタイルでお届けしますので、未読の方はご注意くださーい!!

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~「ハリー・ポッターと死の秘宝」とっても簡単なあらすじ~

夏休みにプリペット通りに帰ったハリー。
今年が最後のホグワーツだったはずの彼は、今年は学校へ戻る支度ではなく、旅立ちの準備をしていた。
ハリーが宿命と立ち向かうその時がやってきたのだ。

プリペット通りの家からおじ一家を逃がし、彼らの警護をしてくれる不死鳥の騎士団のメンバーに挨拶をして、ハリーは出発の時を待った。
魔法界を世界を救うための、最終決戦が幕を開ける!

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この最終巻で、どれだけ泣いたか分かりません。

恐怖と不和に支配された魔法界の中で摘みあがっていく、死。死。死。
累々と積みあがる悲痛な死に埋もれながら、ただ一人自分の宿命と向き合い、闘いに挑まなくてはならない少年ハリー・ポッター。

しかもその最終ミッションは、自分の命を差し出すこと…。

辛い。辛すぎる。

しかし!!
ハリーの宿命と、彼を護るためにあるいは魔法界を護るために命を捧げた多くの人たちの中で、忘れちゃいけない人がいるのですよ!!

そう!

真っ黒で、闇の魔法に毒され、そして憎まれ者の―

ゲラート・グリンデルヴァルド!!!!

はい、せーの。

そっちかーい!!!!

いやいやいやいや、ちゃんと理由があるから!!
あるから!!

説明するからアバダらないでっ!!

いや、ヴォルデモートがね?
「最強の杖よこせや、このイケメン」ってグリンデルヴァルドのもとを訪れるじゃないですか。
そしてヴォルデモート自身が何よりも恐れる”死”を取引の材料としようとするわけです。

しかししかし、闇の魔法の大先輩グリンデルヴァルド、後輩ヴォルデモートに対しこう答えます。

「殺すがよい、ヴォルデモート。私は死を歓迎する!しかし私の死が、おまえの求めるものをもたらすわけではない……おまえの理解していないことが、なんと多いことか…。」

器が違うな、大先輩!!

実際、ニワトコの杖はダンブルドアが持っているわけですが、どうやらグリンデバルトはそれを教えてはやらなかったようです。

もしかしたら彼は、ヴォルデモートの思想が気にくわず(たぶん気にくわないでしょうねぇ…)、成功の手助けなぞ真っ平ごめんと思ったのかもしれません。

でも、もし、もし、かつての友ダンブルドアの墓を暴かせまいとしたんだとしたら…。

何だか、時を超えてやっと解き放つことのできた”愛”が、ここにも一つあったのかもしれないと思えて燃えますよねっ!!

FBの第2作目、「CRIMES OF GRINDELWALD」でのあのシーンを見ると、もうね、ダンブルドアにね、「大丈夫だよ」って言いたくなるんですよ(泣)

それにひきかえヴォルデモートの中二病感たるや!!!

「俺様は特別だぜー!!」に始まり「不死身とかカッコ良くねぇ!?!?」に走り「特別な俺様の魂を入れるんだからやっぱり特別なものが相応しいぜ!!」というもう…あの…14歳なの?
盗んだバイクで走り出したいギザギザハートの思春期なの??

ジャック船ch...ゲフンゲフン、グリンデルヴァルドパイセン見習って!!!

…ということを踏まえたうえで冷静にヴォルデモート卿の言動や行動を見ていると分かるのですが、彼、のやっていることや考えていることはかなり幼稚ですよね。
やることなすこと無駄に大がかりで陰惨なのでその陰に隠れがちですが、どう見ても幼児の駄々です。

ハリーの夢(?)の中に現れたヴォルデモートの心の姿が、痩せ細った赤子の姿をしているのは象徴的ですよね。

愛情に飢えた赤子が、そのまま年齢だけ重ねてしまっ(て拗れてしまっ)た姿こそがヴォルデモート卿だということなのでしょう。

かといって彼自身が生き方を変えない限りハリーも他の人も彼を救ってはあげられないし、かといって抑圧と暴力だけを与えられて生きてきた母メローピーを、「我が子に愛を与えなかった」と言って責めることなど誰にもできない。
だって、メローピーこそ愛に飢えていて、愛によって培われるはずだった勇気も生きる力も、もとから持っていなかったのだから。

同じ闇の陣営にあっても、最後には我が子の安全だけを求めて戦うことすら放棄した父フォイ(イケメン)や、ドラコのためなら一世一代の閉心術で闇の帝王を欺いて見せた母フォイ、そしてそんな2人に一心に愛され、学友であるハリー、ハーマイオニー、ロンをヴォルデモートに引き渡す(=確実に3人は殺される)ことを恐れてまともに3人の顔を確認できなかったフォイ(そろそろ名前で呼んでやれ)とは、決定的に違うんですよ。

それを思えば結局は、こうなる他なかったのでしょう。
もしも彼が転生するのなら、せめて次は愛情に包まれて健やかに生きてほしいですね。

さて、これ以上中二病の帝王をディスると美しき副官あたりが討伐にやってきそうなので、ハリポタ感想はこのへんで…おっと誰か来たようだ…。

(文月)

#ハリー・ポッター と謎のプリンス 2回目の読了!

文月です。
ハリー・ポッターシリーズも第6巻!
夢いっぱいのファンタジーから宿命を背負った少年の闘いの物語へと姿を変えたハリー・ポッターシリーズですが、この巻ほど読者を恐怖のずんどこに叩き落す巻はなかったでしょう!!
小林靖子もびっくりですよ!!

文月はこの巻を読み終えてから、第7巻を開くのが怖くてたまらなかったです。
しかし、闘いの行く末を見届けるには読み進めるほかない!
いざ!


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~「ハリー・ポッターと謎のプリンス」とっても簡単なあらすじ~

プリペット通りで夏休みを過ごしていたハリー。
しかし嬉しくも今年は、たったの2週間でそこを離れられることになった。
しかも、ダンブルドア校長先生が直接迎えに来てくれるというのだ!

期待半分、疑い半分で2週間を過ごしていたハリーのもとへ、ダンブルドア先生が本当にやってきた!

「それではハリー、夜の世界に踏み出し、あの気まぐれで蠱惑的な女性を追求するのじゃ。冒険という名の。」

バチンと音を立て、二人は姿をくらませた。
そう、冒険の旅へ…。

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5巻で自らの低俗な差別感情によって自爆したアンブリッジに代わり、今回ホグワーツへやってくる”新任の先生”はホラス・スラグホーン。
元スリザリンの寮監で、ハリーの両親も教えていたようです。
おっ!となるとスネイプ先生も教えていますね!
そしてスリザリンの寮監ということは、スネイプの前任者でもあります。
そして登場時からの人柄を見る限り、ある意味で実にスリザリンらしい人だなと思います。

狡猾で才能豊か、みずからの野望・欲望のために手段を選ばない。

ホラス・スラグホーンはその点、才ある子どもたちを自分の箱庭に集めて寵愛し、その子らが社会に出て頭角を現したところでその子たちからおいしい蜜を頂戴する、という実に狡猾なやり方で、省エネに安全に、「心地よさ」を手に入れます。

不器用で貧乏くじばかり引くスネイプよりよっぽどスリザリンっぽいですね(言い方)

そして今巻全編を通して怪しい動きをするのが貧乏くじ男スネイプ(言い方)と、フォイです。

いつもはハリーたちにいらぬちょっかいをかけてフォイフォイ笑ってるうちに返り討ちにあうフォイですが、なんだか今回は大人しめ。

しかしこの妙な大人しさこそが、今巻の要でした!

その秘密は…本を読んでのお楽しみ!!

(文月)

#ハリー・ポッター と不死鳥の騎士団 2回目の読了!

文月です。
「読んで!!」ばっかり言っているハリー・ポッター読書感想文シリーズも、あと少しです。
今回は第5巻、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」!

第4巻でついに大展開を迎えた「ハリー・ポッター」シリーズは、ここから一気に物語の核心へと迫っていきます。

なぜハリーは生き残ったのか。

なぜハリーだったのか。

そして、もう一人の…。

いえいえ、そのことはぜひとも本編で読んでください!

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~「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」とっても簡単なあらすじ~

5年目の夏休みも、ハリーはやっぱりプリペット通り。
魔法界は大きく変わったはずなのに、マグルの世界にいるハリーには何も情報が届かない。
購読している「日刊予言者新聞」ですら、不気味なほどにいつも通りだ。

イライラと新聞を閉じるハリーは、なんだか急に怒りっぽくなったようで…?

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ネタバレしないと書けない!!
けど、ネタバレするにはちょっとネタが大きすぎる!!
ネタバレを全く気にせず語るには、ハリー・ポッターシリーズはちょっと深すぎるし伏線が多すぎるので困ってしまいます。

第5巻では、なんと「不死鳥の騎士団」なる組織が立ち上がります。
一体これが誰の手による、何のための組織なのかは…きっとファンタスティック・ビーストシリーズを観た方なら、その名称だけでお分かりになるでしょう。

そしてホグワーツには、過去最低の教師が赴任してきます!!

その名もドローレス・アンブリッジ!!

やることの卑劣さもさることながら、何より読者に嫌悪感を催させるのはその幼稚さ。
なんでこうハリー・ポッターシリーズの敵役はみんなして幼稚なんでしょうかw

そしてこのアンブリッジの赴任によって存在感が増したのが…我らがミネルバ・マクゴナガル!!

賢く、厳格で公明正大。
変人と自由人で溢れかえるホグワーツの数少ない真面目な常識人。

ここまでは往々にしてそういうイメージが描かれ、生徒想いな優しさやクィディッチで熱くなるところは時折ちらりと覗く程度でした。

しかーし!!

この巻では、生徒の安全や尊厳など微塵も気にかけず、ホグワーツを子どもたちを魔法省に服従させるためなら手段を選ばない外道アンブリッジに対し、マクゴナガル教授は生徒たちを護るため徹底的に立ち向かいます。

ハリーたちに対し不安げに心配する姿も見せてくれ、マクゴナガル教授への愛着が一気に増す巻です。

もうね、この方大好きです文月は!

愛情深く、いつでも公平で、そして心がとても強い。
Potter more では、彼女がホグワーツ入学時、組み分け帽子がグリフィンドールに入れるかレイブンクローに入れるかで丸々5分半も悩んだというエピソードが紹介されています。
組み分け帽子がレイブンクローに入れたいと思うくらい聡明で学ぶ意欲に溢れた人でもあり、同時に同じくらいグリフィンドールに入れたくなるくらい、勇敢で騎士道精神に溢れた女性でもあったという彼女。

それが余すところなく描かれており、しかも元グリフィンドール生らしいちょっとした茶目っ気というか、ちょっとだけフレッド&ジョージに通じるような部分も見せてくれます。

おいしい!!

第5巻おいしい!!

凛と気高く、お茶目で可愛いマクゴナガル先生が見れる第5巻まで、どうか1巻から読み進めてみてください♪


(文月)

#ハリー・ポッター と炎のゴブレット 2回目の読了!

文月です。
ハリー・ポッターシリーズ、第4弾!
今回は物語が大きく動き出す第4巻、「炎のゴブレット」です!

ネタバレずんずんしますので、未読の方はご注意くださーい!!

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~「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」とっても簡単なあらすじ~

いつも通りの夏休み、プリペット通りで寂しく過ごしていたハリーに朗報が!
なんとウィーズリー一家と一緒にクィディッチ・ワールドカップを観に行けることになったのだ。

しかし最高に楽しい夏休みの思い出は、唐突に幕を下ろした。
突如現れた「あの人」の印。
闇の時代の残党たちの出現。
その裏で、恐ろしい企みがハリーを飲み込もうとしていた…。
☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;

ついにやってきました第4巻!!

炎ゴブといえば、そう!トライウィザード・トーナメントです!!!

フランスのボーバトン、ブルガリアのダームストラング、そしてイギリスのホグワーツ。
3つの名門魔法学校から選出された選手たちが、学校の名誉と賞金をかけて課題に挑みます。

トライウィザード・トーナメントのドキドキ・ハラハラは実際にお読みいただくとして…。
炎ゴブといえば!!
炎ゴブといえば!!

ついにアレが…!!!

そうです、ご存知!

S.P.E.W !!!

そっちかーい!!

いやね、最大のネタばらしだけはね、したらいかんから!
さすがに!!

ね!!!

ただ、本当にびっくりするほどの大展開が待ってるから!!
読んで!!!!!

ね!!!!

といわけでどう見ても空回りになってしまっているのに後々めちゃくちゃ大事になってくるハーマイオニーの活動に焦点を当てていきます。

S.P.E.W…すなわち「屋敷しもべ妖精福祉振興協会」ですね。
フォイん家で虐げられていたドビー、そしてクラウチから理不尽に扱われた上に一方的にクビにされてしまったウィンキー。
一部の魔法族(主にフォイ)から「マグル生まれ」として謂れのないからかいや差別を向けられるハーマイオニーが、自分よりも酷く存在を軽視され、不当な扱いを受けているしもべ妖精たちの現状に腹を立てて興した協会です。
主張は正しいながらも、戦う相手と戦い方を間違えていたがためにうまくはいきませんでしたが、しかしその考えと、そう考えるに至った彼女の優しさと勇敢さが正しかったことが、後々証明される時が来ます。

もしかすると、「女性の名前だと売れないかもしれないから」と言われてやむなく男性と錯覚されるペンネームを使わざるを得なかった作者ジョアン・ローリング(J.K.ローリング)が自らの感じた差別を物語の中に描き込んだのかもしれませんね。

ハーマイオニーは”被差別者”であるしもべ妖精たちに対して行動を起こしてしまいましたが、本当にその矛先を向けるべきは優遇”される側”であり、”差別者”である「魔法使い」たちであったし、戦い方も”洋服を隠しておく”という騙し討ちのようなものではなく、話し合いによる”目指すべき理想”の共有と”現時点での妥協点”の模索であったのではないかと、文月個人は思っています。
正されなくてはならないのは加害者ですもの。
屋敷しもべ妖精たちの意識改革は、スタート地点が決まってからの話ですよね。

その辺は、いくら秀才とはいえまだ15歳のハーマイオニーには難しかったようです。
そりゃそうだ!

でも優遇”される”側でありながら被差別者の負担に目を向け、そこを改善しなければならないと感がること、つまりは自分の”優位性”を手放す勇気を持つこと。
それができる子だから、組み分け防止は彼女をレイブンクローではなくグリフィンドールに入れたんですね…。

組み分け帽子はやっぱりすごい。

かの帽子が組み分けを間違えたのは、そう、”あの人物”だけでしょうね…。

その人物が誰か気になる方は…読んでッ!!!

(文月)


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