文月です。

博品館劇場にて、ミュージカル「I DO! I DO!」を観てまいりました!

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「I DO! I DO!」あらすじ
今日は、アグネスとマイケルの結婚式。
親しい人たちに祝福され夫婦となった二人の、結婚生活が始まる。
いつしか子どもを授かり、様々な波を乗り越え、続いてゆく二人の結婚生活。
長い長いその毎日の中で、二人が見つけたものは…
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「ミュージカルで2人芝居ってどういうこと!?!?」と頭に?をいっぱい浮かべながらチケットを取り、?をくっつけたまま臨むことになったわけですが。

とてもとても、素晴らしかった!!

まず劇場に入ってみて、早速ファーストびっくりが。

「席、近っ!!Σ(゚д゚ )」

席番的に絶対後ろの方だと思っていたのに、役者さんの黒目の動きとか追えちゃうくらい近い!
というのも、オケピらしきスペースが無いから…。
その代わり、舞台の上に設置された2台のピアノ。

そうです、今回のミュージカルの音楽はすべて舞台上のダブルピアノでの生演奏!!

そしてピアニストさんにちょいちょい役者が絡む!
近いからってお客さんにも時々絡む!!(笑)
うらやましい!!!

アメリカの中流階級のお話ですが、誰もが「わかる~!」と言いたくなるような”結婚あるある”のお話です。

最初の蜜月、倦怠期。
子どもを授かる喜びと、育児の大変さ。そして母親と父親での当事者意識のズレ!(に伴うストレス)
子どもが手を離れる解放感と寂しさと。
それから、それから。

特に女性は「わかるー!!アグネスの怒りわかるぅーー!!」となりそう(笑)

あまりネタバレしてはいけない(と自分的には思っている)ので、詳しく書けないのが悔しい!

最初は20代くらいで始まった2人が作品の中でだんだん歳をとっていくのですが、その表現も素晴らしかったです。
姿勢や動きのスムーズさの変化や衣装やメイクの変化(これは衣装&メイクチェンジの魅せ方がすごかった!!)だけでなく、性格の変化の表現が本当にすごい!

すごすぎて語彙が死んでるけどそのくらい凄い!

たとえばマイケルは最初、とても初々しい青年なのですが歳を重ねるごとにだんだんとマチスモ的な横暴さが目立ってきて見ていてもイラッとするかんじに。
でもそれを過ぎると良い意味での「まぁいいか」感が出てきて偏屈ながらも寛容な雰囲気になってきます。
そしてさらに歳を重ねると性格はより穏やかになり、どんと構えていられるようになってアグネスの小さな変化にもきちんと寄り添えるようになっていくのです。

そのマイケルの変化が、舞台に登場した瞬間の彼の目つきや雰囲気でパッとわかるんです。

アグネスも書きたいけど、果てしなくなりそうなので割愛。

笑える部分もたくさんあって、最後には心がふわっと温かくなるそんな作品でした。

(文月)