文月です。


先日、シアターオーブにてミュージカル「メリーポピンズ」を観てきました!
極力ネタバレしすぎないように気を付けてレポるつもりですが、好きすぎてちょいちょいネタバレしてしまっている恐れがありますのでこれから観劇予定の方はご注意ください。

あと、今回は2pieces関係の話題一切ありませんw


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2階席3列目からの鑑賞だったのですが、まず、舞台が素晴らしく見やすい!!
オケピの様子なんかも少し見えていて、待ち時間もワクワク。




一言で言って、オープニングは「意外」!!
オリジナルの映画のコメディなスタートからはちょっと予想できないスタートでした。
でも、これはお芝居を観ていくと納得。
というのも、映画では不思議な子守りメリーポピンズが巻き起こす不思議で楽しい毎日がクローズアップされているのに対して舞台版ではバンクス家の人間関係にウェイトがより重く置かれているから。

「ディズニー映画の舞台化」というものの大きな魅力のひとつって、映画では描かれていなかった脇役や敵役の心情やバックグラウンドといったものにスポットが当てられていることだと思うのですが、今回そのスポットが当たったのはバンクス夫妻。

バンクス氏がこだわる「子守の条件」の理由とその背景、そしてバンクス婦人の心の動きや秘めた悩みなどが丁寧に描かれているので、バンクス氏がなぜ「ああいう人物」なのか、バンクス家がなぜ「あの状態」なのか、といった部分にとても納得がいく仕上がりになっています。

この作品、東京ディズニーランドのエントランスで流れてるアレとかものっそい滑舌が試されるアレとか誰もが知っているビッグナンバーをたくさん持っているわけですが、私が今回一番感動したのは「チムチムチェリー」!
あの寂しげな曲調と歌詞の前向きさを実は不思議に思っていたんですが(笑)、この舞台でものすごーーーく納得!でした!!
静かに少しもの寂しく始まって、どっしりと壮大に聴かせるザ・ミュージカルナンバー!!
本当に本当に素敵で、うっとりと聞き入ってしまいました。

それからもう一つ、こちらも大好きな曲なのですが、鳩の餌を売るおばあさんが歌う「2ペンスを鳩に」。
もうなんか…サビ部分聴くだけで涙出てきたんですけども!
美しすぎて?歌声に込められた深い愛を感じて??
理由をつけるほうが野暮な気がするので分析はしませんが、むしろできませんが、もうとにかく凄い!凄くて…凄い!!(←語彙)

胸に刺さる台詞もとても多く、観終わった後は感動と楽しさで胸がいっぱいでした。
満足(*´Д`*)

ミュージカルでもストレートプレイでも朗読劇でも、やっぱり生は良き!!!と思いながら帰る前にヒカリエ内のカフェで美味しいおやつを頬張った文月でした☆



文月