文月です。
漫画「弟の夫」読了しました。
ドラマにもなった作品ですので、ご存じの方は多いかと思います。
文月も前々から気になってはいたのですが、ようやく読むことができました。
先に結論だけ言うと、
「ああ、なんて良い作品に出逢えたんだろう。」
と心の底から思える、とても素晴らしい漫画でした。
☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;
「弟の夫」あらすじ
シングルファーザーとして一人娘の夏菜を育てながら暮らす弥一のもとを、一人の親戚が訪ねてきた。
彼の名はマイク。
弥一の双子の弟、涼二の夫である。
今まで接したことのない「ゲイ」という存在に戸惑う弥一だったが、マイクと接しているうちにだんだんと弥一は自分の中にも日本の社会にもあふれている不自然で残酷な偏見に気付き、少しずつ変わっていくのだった。
☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;
最近になってようやく、ほんの少しずつですが本来あるべき人権を取り戻そうとしている、「セクシュアルマイノリティ」。
未だ多くの課題を残している分野ですが、こちらは社会における偏見とその不自然さを、温かな家族愛の物語に乗せてそっと気付かせてくれる作品です。
第一巻で弥一が表す、偏見と無知から来る拒絶反応。
「どうしたら良いんだろう?」という戸惑い。
それは「未知」と遭遇したことがある人なら誰しも、きっと身に覚えがあるはず。
「わからない」ものは「怖い」ですから。
幸いにも弥一は、マイクという誠実で温かな人と家族となり、彼と日々を過ごすことで自分の中にある偏見に向き合い、社会の歪さを知り、その中で人はマジョリティであろうがマイノリティであろうが、心ある人間なのだという当たり前のこと、愛しあい共に生きることに貴賎などあろうあずがないことを、初めて心からの実感を持って肯定できるようになります。
そしてそんな当たり前のことが法律によって制限されたり、偏見によって差別されたりすることもある歪な社会のなかで自分がどう生き、夏菜の心をどう育ててゆくべきかを見出します。
涙なしに読むことが出来ず、最終巻を読んだときはボックスティッシュ1箱使い切りました。
これは!!本当に!!たくさんの人に読んでいただきたい!!!
そう心から思いました。
(文月)
漫画「弟の夫」読了しました。
ドラマにもなった作品ですので、ご存じの方は多いかと思います。
文月も前々から気になってはいたのですが、ようやく読むことができました。
先に結論だけ言うと、
「ああ、なんて良い作品に出逢えたんだろう。」
と心の底から思える、とても素晴らしい漫画でした。
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「弟の夫」あらすじ
シングルファーザーとして一人娘の夏菜を育てながら暮らす弥一のもとを、一人の親戚が訪ねてきた。
彼の名はマイク。
弥一の双子の弟、涼二の夫である。
今まで接したことのない「ゲイ」という存在に戸惑う弥一だったが、マイクと接しているうちにだんだんと弥一は自分の中にも日本の社会にもあふれている不自然で残酷な偏見に気付き、少しずつ変わっていくのだった。
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最近になってようやく、ほんの少しずつですが本来あるべき人権を取り戻そうとしている、「セクシュアルマイノリティ」。
未だ多くの課題を残している分野ですが、こちらは社会における偏見とその不自然さを、温かな家族愛の物語に乗せてそっと気付かせてくれる作品です。
第一巻で弥一が表す、偏見と無知から来る拒絶反応。
「どうしたら良いんだろう?」という戸惑い。
それは「未知」と遭遇したことがある人なら誰しも、きっと身に覚えがあるはず。
「わからない」ものは「怖い」ですから。
幸いにも弥一は、マイクという誠実で温かな人と家族となり、彼と日々を過ごすことで自分の中にある偏見に向き合い、社会の歪さを知り、その中で人はマジョリティであろうがマイノリティであろうが、心ある人間なのだという当たり前のこと、愛しあい共に生きることに貴賎などあろうあずがないことを、初めて心からの実感を持って肯定できるようになります。
そしてそんな当たり前のことが法律によって制限されたり、偏見によって差別されたりすることもある歪な社会のなかで自分がどう生き、夏菜の心をどう育ててゆくべきかを見出します。
涙なしに読むことが出来ず、最終巻を読んだときはボックスティッシュ1箱使い切りました。
これは!!本当に!!たくさんの人に読んでいただきたい!!!
そう心から思いました。
(文月)