NT notes

神奈川の朗読劇ユニットTwo Piecesのメンバーが綴る日誌的なもの

■ただいま充電中、少しお待ちを

2018年12月

ディズニークリスマス

文月です。


ようやく行ってきました、ディズニークリスマス!!
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ワールドバザールのウィンドウもキラキラで幸せいっぱいなクリスマスデコレーション♪

しかしHalloween納めしてから2か月近くか…。
よく耐えた、自分。

公演終わってからもしばらく都合が付けられずでしたが、やっと可愛いトナカイちゃんに会うことができました。
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明るさの調節がうまいこといかずちょっと暗めですが、至近距離で推しを撮れたので私は満足です。
こちらに向かって手を振ってくれるタイミングもあったのですが、そちらは撮影できず。

なぜなら手を振り返すのに夢中だったから!(ドヤァ)

見よ、この大集合ショット!
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ミッキー以外目線どこだww

さすがにこれが見れる場所となると、早くから場所を取っておかなくてはならなかったのですが…周囲を見ればミッキーやミニーのぬいぐるみとグッズで固めた方ばかり。
みなさん荷物を小ぃーさくまとめ、こじんまりと座ってマナー良く時間を待っていらっしゃいました。
愛と年季を感じますね。

そんな中にいると、ひょんなことから会話も生まれたりするわけで。
非常に楽しくパレード待ちをさせていただきました。

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安定のラブラブ♡

ディズニークリスマスももうすぐ終わりですね。
1月11日からはいよいよハピエスト・セレブレーション グランドフィナーレ!
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ディズニーリゾートが「あれ、ここ摩訶鉢特摩かな?」てなる季節ですが、がっちり防寒&きっちり防風で行きませんとね。
真冬のディズニーは防寒<防風!

では、今日はこのへんで!


文月

鉤爪と迷子と妖精の粉

こんにちは、文月です。
名作を読み返してみようシリーズ、今回はディズニーアニメーションで有名なあのお話です。
今回はネタバレなうえに勝手な考察(という名の妄想)全開です!
閲覧の際はご注意くださいませ。

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「ピーターパンとウェンディ」あらすじ

人は誰でも「ネバーランド」と呼ばれる心の島を持っている。
もちろん、ロンドンの14番地に住むダーリング家の3人兄弟も。
3人はピーターパンという永遠の少年を信じていたが、特に一番上のウェンディはピーターパンのことならなんでも知っていた。
そんなある日、両親が家を空けた夜にダーリング家のこども部屋にするりと入り込む者が…。
そう、ピーターパンだ!
「僕たちにはお母さんがいないんだ。僕のお母さんになってよ、ウェンディ」
そして3人の兄弟は、冒険の待つ心の島ネバーランドへ!!

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…と、こうやってあらすじだけ書くと夢いっぱいの楽しい冒険物語に見えますが。
実際に読んでみると、実はガッツリ大人向けの、陰を持ったファンタジーであることが分かります。

ディズニーアニメーションのイメージではピーターパンは仲間思いで爽やかな少年ですが、原作のピーターパンは結構なやべぇやつです。

基本的に自分にしか興味がなく、他人の気持ちに頓着しません。
迷子たちの統率の仕方も、リーダーというよりは暴君といったかんじ。
人間的にどうのこうの、というよりは単純に心が幼児で止まってるんですね。
ピーターさんの場合。
彼の描写で繰り返される「乳歯がきれいに生えそろっている」という点は、彼が幼児そのものであることを示唆しているのかもしれません。

一方、ピーターパンの敵役であるフック船長。
イートン校出身で元来の育ちの良さが隠し切れなくて何をするにも優雅さが出てしまいしかもイケメンだしもうお前どこの少女漫画から出てきたんだ
ディズニーアニメーションのイメージしかなかったので彼の描写を読んだとき文月ひっくり返りました。

さて、そんなフック船長はいつも”あるもの”に怯えています。

チクタクワニ?

いいえ、彼が怯えているのは、自分の過去です。

礼儀作法を身に着け、勉学に勤しみ、大人たちに望まれる子どもであり続けた過去。
自分を偽っているのか、それとも自分すら見失っているのか、まるで大人たちの操り人形のようにパーフェクトな子どもでい続けた自分自身の影。

それこそがフック船長を脅かすものであり、それゆえにピーターを憎まずにいられないのです。

そんな船長、ピーター抹殺を企む一方でウェンディを誘拐し、自分たちのお母さんにしようとします。

いや お前もかよ!!( Д)゜゜

フック船長もまた、ピーターとは別の形で親の愛に飢えているのでしょう。

ピーターパン。フック船長。
この二人が象徴するのはもしかしたら、誰もが心に持っているインナーチャイルドと、成長する過程で身につけていく心の壁なのかもしれません。

文月もそうだったのですが、「ピーターパンとウェンディ」、大人が読むとフック船長に肩入れせずにいられない人のほうが多いかもしれませんね。

そんなフック船長の意外すぎる最期は、どうぞ小説本編で♪


…あっ!読書してますけど台本もちゃんと書いてますから!
書いてますからー!!

(文月)

クリスマスが今年もやってくる

文月です。

公演前後のバタバタですっかり止まってしまっていましたが、まだまた続いていますよ名作を読み返そうキャンペーンは。


今回はクリスマス時期ということで、クリスマスといえば!というこの本をチョイス。


孤独な守銭奴、3人の幽霊、クリスマスの意味…といえば、そう!ディケンズの傑作「クリスマス・キャロル」です。
この作品は、実はクリスマスの季節が来るたびに読み返しているので文月結構覚えています。
作品への愛が深すぎてネタバレなしでは語れないので、今回はネタバレしかしません。
悪しからず。

以下、お読みの際はご注意くださいませ。

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「クリスマス・キャロル」あらすじ

ロンドンで金貸しをしている偏屈な老人、エブニゼル・スクルージ。
ケチで無慈悲、無感動な彼はクリスマスが大嫌い。
浮かれきった街も、美しいクリスマスの装飾も、おいしいクリスマスのごちそうも、彼にとっては不愉快きわまりないことだった。

そんな彼のもとへあるクリスマスイヴの晩、かつての共同経営者であり唯一の友であったジェイコブ・マーレイが尋ねてくる。
7年も前に病死し、スクルージ自身もその葬儀に立ち会ったジェイコブ・マーレイ。
その幽霊の出現に驚くスクルージに、マーレイは「忠告をしに来た」と告げる。

今夜から1晩に1人ずつ、3人のクリスマスの幽霊がやってくる。
おれのように罪の鎖で縛られた辛い死後を送りたくなければ、彼らに従い、心を改めてくれ。

と。

クリスマスの幽霊がスクルージに見せたものとは?
その教えによって、はたしてスクルージは自分の運命を変えられるのか!?
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書き出すともう全あらすじを書いたうえで私の解釈やら感想やらごっちゃごっちゃに長く書くことになりそうなので、ここでは1つだけ。

スクルージのもとに現れたジェイコブ・マーレイのことです。
7年前に亡くなり、スクルージにチャンスを知らせにきたマーレイ。
その体には、囚人が付けるような太く長い鋼鉄の鎖がぐるぐるに巻かれています。
鎖には鋼鉄の銭箱や証券、台帳、財布などが括りつけられ、彼が作った「罪」がつまり彼とスクルージの仕事によってつくられたものだと分かります。
そしてマーレイが生きている間にその罪を濯ぐ行いをまったくしなかったせいで鎖はこんなにも巨大になってしまったと語るところからすると、マーレイもまたスクルージと同じ無情で無慈悲な男だったのでしょう。
しかしそんなマーレイが、止まることを赦されない罪の旅のなかでもスクルージに助かってほしいと願い、辛い思いをしてまで彼のもとに現れたということは、スクルージはもともと誰に対しても無情というわけではなかったのかもしれません。
少なくともマーレイには、辛い思いをしてほしくないと思える友人だったのでしょう。
そう考えると、スクルージを救ったのは彼自身の、わずかながら人にかけることができた友情と慈しみだったの…かも?

情けは人のためならず、といったところでしょうか。

第一夜、第二夜、第三夜と出会う幽霊たちやその出来事については、どうぞ小説を読んでみてください♪
最後は大団円となり、ほっこりと温かい気持ちになれる素敵な物語です。
展開もスピーディーで飽きが来ないので、普段読書に慣れない方にもオススメですよ~(●´ω`●)

(文月)
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