朝晩、結構涼しくなりましたね。秋が近づいてきている感じです。
おいらの季節がやってきた ←9月生まれ
さて、時間が遡って8月5日くらいでしたかね。
D.M.C.の前回公演「恋愛戯曲」の音響さんから、休憩時間にこんなこと言われまして。
*****
音「27日、うちの劇団の粗通しやるんですよ」
大「へえ、そうなんですね」
音「ただ、本役が何人か集まれなくて…誰か来てくれると粗通しもはかどるんですよね。あー、誰かいないかなー」
(脳内変換)
音「ただ、本役が何人か集まれなくて…誰か来てくれると粗通しもはかどるんですよね。あー、
*****
…で、行きました。劇団GIFTさんの稽古に。
この時点で、知っているのは大宮と音響さんのみ…ですが、おそらくGIFTさんの主宰さんもご存じだったはず。逆にいうと、それ以外のメンバーは私が行くことを知らないわけですね。
これは面白い。
事前に台本データをいただくことになっていましたが、いただいたのが金曜の夕方。
誰の代役やるのか、そもそも本役は誰に充てているのか、分かりません。
いや、大宮が聞き忘れていただけです。
土曜日も整体に行って、あまりの暑さに午後ダウンして18時過ぎまで昼寝するという状態。
台本の中も読まずに、稽古場に向かいます。
稽古場は、前回GIFTさんに客演させていただいたときに、何回か行った稽古場でした。
事前にもらっていたスケジュールでは11時半から粗通し一本目、ということでしたので、他のキャストさんへの影響も考慮して、昼休み12時半頃に突入するつもりで向かったのですが、現着11時半。さすがに早すぎです。近くのスーパーなんかでちょっと時間をつぶしてみたものの、30分でもう限界。ここは心を鬼にして、
「おいらが突然押し入って動揺するなんざ、役者の風上にもおけん!」
と勝手な解釈により、稽古場に突入することを決意しました。
稽古場の外扉を開けて中に入ると、確かに練習している声はしますが、動いている人影の感じから、粗通ししているような感じではありません。
少し様子をうかがっていると、粗通しではなく抜き練をしている模様。セリフが続いているところを見計らって、中仕切りの襖からそーっと顔を出したところ、あるメンバーが「あ?!」と気づく。
と、同時に私の後ろの方から、
ぇ…え?あっ!ええっ!?うそ!!
という声が。相方、文月さんの声ですね。
ドッキリ大成功!
心の中で「してやったり!」とガッツポーズをしたのは言うまでもありません。
その後、ごあいさつの後、予定通り代役に入りましたが、第一声が「恋愛戯曲」で演じた寺田の声色で出てきてしまい、周囲はもちろん、自分も笑ってしまいました。抜けてない…。
午後からは粗通しということで、ここで初めて誰の代役なのかがようやく分かります。
しかし、突然代役を申し伝えられ、読んでもないので役どころや役柄はその場で考える…なんか、台本のある即興練習みたいな感じでした。
しかも相方も代役で、Twitterでは繋がっていた某演劇ユニットの方と組むことになり、二人で好き放題遊ばせていただきました。そこに、本役でうちら2人の上司役のGIFTキャストさんがいたのですが、まぁやりにくそうだったのは、すいませんごめんなさいな感じです。
稽古後は、GIFTのメンバーさんと代役好き放題の2人に、これまた恋愛戯曲で当日制作のお世話になったふじーさん、音響さんのお知り合いの方で夕ご飯をご一緒して帰宅しました。
こう、ドッキリばっかり仕掛けていると、そのうち特大の仕返しをされそうで非常に怖い大宮でした。
(※2017年11月に文月は劇団GIFTを退団済み)